映画 「怒り」その魅力とは

9月17日に映画「怒り」 が公開された
今作品は、吉田秀一氏が著書の「怒り」が原作の映画である
実際の殺人事件がモチーフにされていたり、キャストがとにかく凄かったり…特に妻夫木聡綾野剛がゲイカップルを演じることで話題にもなった


映画やドラマでゲイが描かれる機会も増えてきましたが、なんともステレオタイプなオネエ描写を見させられることも多いのが事実
オネエ音葉で喋ったりクネクネした仕草(←わかりやすい表現として使っています)を、させることでゲイを表現している作品が多い
ところが、この映画「怒り」において妻夫木聡が見せる演技があまりにも自然体でどこにでもいそうなゲイで、オネエ言葉を話すわけでもなければクネクネしているわけでもない
そういったある程度わかりやすい表現をしないということは、「ゲイ」の役にリアリティを持たせなければいけない
そんな中映画「怒り」における妻夫木聡は、どこにでもいそうなゲイを見事に演じている


他にも好きな人を思う女性の描写はとても迫力がある
いろんな視点から楽しむことのできる映画だ
是非、映画と一緒に原作も読んで欲しい